| 言葉の散歩道 |
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ことばの散歩道 「たゆたえども沈まないクリスマス」 カー・ラジオから今年もクリスマス・ミュージックが流れる季節になりました。数あるクリスマス・ソングの中でも、ビング・クロスビーが唄う「ホワイト・クリスマス」。これは、中学生だった坊主頭の私に、真っ白な雪のイメージを与えました。しかし、私の育ったところは雪などめったに降ってくれません。一度でいいから”Give me white Christmas.” 以来、夢を抱いて何十年。かくして十代の夢がそのまんま体験できるようになったのは、ここCalgaryに来られたお陰です。今年二度目のホワイト・クリスマス。喜びはいっぱい。寒さもいっぱい。マイナス20度は今のおじさんにはこたえるう。ところでおじさんは、2005年を締めくくるようなクリスマスメッセージは何かなと、マフラーを鼻に巻きつけて、ゆっくりとジョギングをしながら思い浮かべていました。 今年も世界は色々なことがありました。個人的には、2本も歯を抜いてしまって痛かった。おまけに家族が全員、何回も歯医者にかかって出費がケタはずれに多かった。走っているうちに、バイブルの言葉が浮かんできました。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。今日、ダビデの町であなたがたのために救い主がお生まれになりました。あなたがたは、布にくるまって飼い葉おけに寝ておられるみどり子を見つけます。これがあなたがたのしるしです」 世界は人を不安にしたり、恐れさせたりするようなしるしでいっぱいです。大災害や戦争、テロ、疫病、日本の失業者や自殺者の高さなど。自殺は年間3万人という信じられない数字が出ています。未遂や残された家族の悲しみの数を入れると10万人位になると思います。人の愛が冷えて、犯罪も低年齢化し凶悪化しています。ほかにも人を恐れさせるようなしるしがたくさんあります。しかし神の与えるしるしは、人間の恐れを取り除き、愛と喜びといのちを与えます。 今、世界中の人々がもっとも必要としているメッセージは「恐れることはありません」という宣言ではないでしょうか。単なる気休めの言葉ではありません。大統領や医師の言葉には力があります。ましてや、いつまでも変わらない天地の主である神の言葉には、それ以上の力があるのは当然です。神はキリストを贈り物として、人類にプレゼントして下さいました。「恐れることはありません。私は世の終わりまでいつも、あなたがたと共にいます」これがクリスマスのメッセージです。キリストと共に生きる人生は、恐れの嵐の只中にあってもなお、決して沈むことがない船のようです。キリストがあなたの人生のなかで不動の錨となってくださるからです。メリークリスマス!
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